夏の住宅展示場集客を成功へ!断熱・省エネを体感できるイベント5選

夏の住宅展示場集客を成功へ!断熱・省エネを体感できるイベント5選

「夏はモデルハウスへの来場が減る」。多くの住宅会社が、そう感じているのではないでしょうか。気温が35℃を超える猛暑日が続くと、「外へ出かけたくない」「家でエアコンをつけて過ごしたい」という人が増え、総合住宅展示場やイベントへの来場も落ち込みがちです。

しかし、その「暑さ」こそが住宅会社にとって大きな武器になります。高断熱・高気密住宅の快適さや省エネ性能は、真夏だからこそ最も体感してもらいやすい性能だからです。住宅性能はさまざまな数値で示されますが、最も理解してもらいやすいのは実際の体感です。モデルハウスに入った瞬間の「涼しくて快適!」という体験は、来場者の記憶に強く残ります。

つまり夏は、「性能を売る営業」が最もしやすい季節なのです。

「見る展示場」から「体感する住宅展示場」へ

最近の住宅購入世代は、SNSや動画などを通じて多くの情報を集めています。住宅性能についても「断熱等級6」「UA値0.46」といった言葉を知っていても、その違いを実際に体感した人は多くありません。だからこそ、モデルハウスでは「説明」だけでなく「体験」が重要になります。

モデルハウスに入った瞬間の「こんなに違うの!」「エアコン1台だけ!」「家中どこでも同じ快適さ!」という驚きが、そのまま住宅性能への「納得」につながります。モデルハウスを「見る場所」から「体感する場所」へ変えることで、夏ならではの集客イベントを展開できます。

体感する住宅展示場

夏の住宅展示場集客に活用できる体感イベント5選

夏だからこそ実施できる体感イベントには、さまざまなアイデアがあります。ここでは、モデルハウスで取り組みやすい5つの企画を紹介します。

1.サーモカメラでモデルハウスの温度を見てみよう

現在は、スマートフォンに取り付ける簡易タイプのサーモカメラであれば、2万円程度で購入できる製品もあります。室内をサーモカメラで映すと、壁や窓、空間の温度が一目で分かります。窓から入る熱や室内の温度ムラの少なさなどを実際に見てもらえるため、自社の断熱性能を分かりやすく伝えられるイベントです。サーモカメラを見る機会そのものが少ないため、来場者にも面白い企画として捉えてもらえるでしょう。

サーモカメラを試す来場者

2.モデルハウスの室内温度を当ててみよう

モデルハウスの前に外気温計を置き、入館した来場者に室内の温度が何℃かを当ててもらいます。涼しさを体感したうえで実際の室温を確認してもらう、体感と数字を組み合わせたイベントです。

3.エアコンを何台使っているか当ててみよう

モデルハウスの快適な室温を維持するために、何台のエアコンを使っているかをクイズにします。モデルハウスの大きさや間取りによって条件が異なるため、一概に台数が少ないほどよいとは言えませんが、断熱性能の高い家は、少ない台数のエアコンで快適な室温を維持しやすくなります。その違いを体感し、納得してもらうイベントです。

4.子どもの自由研究に役立つ「住まいの科学」を知ろう

モデルハウスには、住宅性能を実感してもらうためのさまざまな器具があります。例えば、ペアガラスとトリプルガラスの遮熱性の違いや、断熱材の進化などを、カットモデルや体感器具、データを使って説明できます。

こうした展示を家族でひも解いていく「住まいの謎を解決」イベントにしてみましょう。謎解きチャレンジシートに回答する形式にし、玄関前にはモデルハウスで体感できる「住まいの謎」を掲示します。入館を促しながら、体験による滞在時間の増加も期待できます。

子どもの自由研究に役立つ「住まいの科学」を知ろう

5.住まいの時代による進化を知ろう

住宅性能や家電の省エネ性能、人気の間取りは、10年でも大きく変わります。10年前と現在の断熱性能や電気代を比較したり、以前人気だった間取りと最近注目されている間取りを紹介したりしながら、住まいの変化をモデルハウス内に掲示します。

家電の省エネ性能は、環境省の「しんきゅうさん」で比較できます。メーカーや機種別の比較もでき、比較条件によっては、通常の照明からLED照明への交換で約80%、エアコンの買い替えで約30%の省エネといった具体的な数字が表示される場合もあります。昔と今の違いを数字で分かりやすく伝えれば、来場者にも驚きを感じてもらえるでしょう。

住まいの時代による進化を知ろう

夏の住宅展示場集客を次の見込み客獲得につなげる

夏という環境だからこそ体感できる、最新住宅のよさを積極的に伝えてみましょう。新しい住まいの購入に慎重になっているユーザーにも、実際に体感してもらうことで接点をつくれます。住宅会社への関心を高めてファン化していくことで、次の見込み客獲得につなげることができます。

こうしたモデルハウス見学には、「住まポ」を利用した「スマート見学」が適しています。来場者は気軽にモデルハウスを見学し、最新住宅を体感できます。見学後は「住まポ」から資料請求をしたり、次回のイベントやオープンハウスの情報を受け取ったりできます。現在のユーザーの志向に合った、新しい接点のつくり方です。

最新の住宅を体感することで、現在の住まいをリフォームしたい、建て替えたいという気持ちが生まれることもあります。新築以外の幅広い層にも気軽に見学してもらい、次のステップへつなげられる「住まポ」は、住まいづくりの入り口として利用しやすいツールです。低費用で取り組みやすく、住宅展示場のDX化も進めやすいツールですので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

古谷 武道

住宅づくりやリフォームについてお気軽にご相談ください。

古谷 武道 Takemichi Furuya

1961年生まれ。山形大学卒業後、建材会社へ就職。その後、広告会社に勤務し、広告営業及び制作を行う。総合住宅展示場の開発、運営に30年以上にわたり携わり、郡山北総合住宅公園川口ハウジングギャラリーなど多くの総合住宅展示場の開設を手掛け、2021年11月に定年退職を機に株式会社フルビズを設立。代表取締役に就任。
現在は、住宅を建てたい方やリフォームを検討されている方に向けて、長年の経験を活かし、コラム記事やSNSなどを通じた情報発信を行っている。 また、住宅展示場をより来場しやすい環境にするため、「住まポ」サービスの全国展開に誠意邁進している。

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