2024.10.15

【失敗しないモデルハウス見学のコツ】自分に合った家を見つけるポイント

モデルハウスの見学

モデルハウス見学は想像力が大事

モデルハウスを見学するとき、ついつい「素敵だな!」とか「便利そう!」と感心ばかりしてしまい、気がつけば見学が終わってしまうことがあります。しかし、せっかく見学するなら、ポイントをしっかり押さえて、モデルハウス見学の経験値を高めていきましょう。

まず注目すべき点は、自分が実際に住むならどう使うかを想像することです。

たとえばキッチン。モデルハウスのキッチンはすっきりと美しくレイアウトされていますが、自分のキッチンを想像してみてください。炊飯器、トースター、電子レンジ、ジューサー、自動調理器など、普段使う家電をどこに置くか?そのスペースで調理ができるか?料理を作った後、どこに並べておくか?などを具体的に考えてみましょう。

玄関では、普段使う靴は何足あるか?玄関に置いておきたいものは何か?たとえば、花粉や臭いを除去する最新の家電を置くなら、どこに設置するか?こうした細かい部分も確認しておくと良いでしょう。

また、子供がピアノを習ったらどこに置くか?子供たちが作った作品や思い出の品を保管する場所はどうするか?なども重要です。

さらに、クローゼットの収納力もポイントです。どのくらいの服を収納できれば十分か、季節ごとに入れ替える必要があるなら、その方法も考慮しておきましょう。

モデルハウス見学では、ただ感心するだけでなく、自分の生活スタイルにフィットするかを具体的にイメージすることが大切です。

クローゼット

モデルハウス見学は実測と生活イメージのすり合わせが重要

モデルハウス見学で2番目に注意することは、実際に測って確認することです。ですから、メモ、ペン、メジャーは必須アイテムです!

例えばキッチンでは、食器棚と流し台の間のスペースは動きやすいか?その間隔は何センチか?調理台の幅はどれくらいか?実際に動いてみて、手で測ってみましょう。通路幅が70cmの場合、自分にとって広いのか狭いのか?カウンターの高さが80cmなのか85cmなのか?自分が調理する際に使いやすい高さなのか、体感しながら確認することが大切です。

また、同じ「6畳」でも実際のサイズが異なるのをご存じですか?畳には江戸間、中京間、京間、団地間といった種類があり、6畳というのは単に畳の枚数を指すため、その畳の種類によって部屋の広さが変わります。例えば、江戸間では畳1枚が176cm×88cmですが、京間の場合は191cm×95.5cm。6畳の部屋として比べると、約1.6㎡も差が出るのです。「この部屋は6畳です」と案内された時に「なんだか狭い気がする」と感じたとしても、それは勘違いではありません。京間をイメージしていて、建築基準が江戸間である場合、こうした違いが出ることもあります。

洋間の場合、畳を敷かないため、畳1枚分を180cm×90cmとして計算することが多いです。そのため、洋間と畳敷きの和室の「6畳」を比べると、微妙に広さが異なることになるのです。

メジャー計測

自分にとって居心地の良い空間を見つける方法

マイホームは安らぎの場であり、何よりも居心地の良さが求められます。では、あなたにとって「居心地が良い」と感じる要素は何でしょうか?広さでしょうか?それとも素材や柄でしょうか?

もちろん、部屋の用途によっても居心地の良さは異なるかもしれません。例えば、家族が集まるリビングでは、ある程度の広さがないと自分の居場所がないように感じて、居心地が悪くなるかもしれません。一方で、書斎のようなスペースでは、手の届く範囲に本棚があるほどのコンパクトさが、逆に居心地の良さにつながることもあります。

広さを考える際に、もう一つ気をつけたいポイントがあります。それは、天井の高さです。平均的な家の天井の高さは2,400mmですが、天井が2,700mmあったり、吹き抜けやスキップフロアがある場合、空間の感じ方は大きく変わります。広々として開放感があると感じる人もいれば、逆に「落ち着かない」と感じる人もいるかもしれません。部屋の広さは平面的な㎡だけではなく、天井の高さも含めた立体的な感覚で捉えてみましょう。例えば、子供部屋などは坪数が少なくても、ロフトを設置したり天井を高くすることで、圧迫感を感じさせず、より使いやすい空間にできる可能性があります。

さらに、素材や色、柄といった要素も居心地に影響します。無垢材の温かみを好む人もいれば、無機質でクールな色や素材を好む人もいるでしょう。いろいろなモデルハウスを見学して、自分にとって居心地の良い空間とは何かを見つけてみてください!

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