2026.9.10

4人家族の収納計画|持ち物に合う広さと間取り

4人家族の収納計画|持ち物に合う広さと間取り

家づくりを考えるとき、「大きなウォークインクローゼットが欲しい」「玄関には土間収納を」「キッチンにはパントリーを」と、収納への希望は広がるものです。ただ、限られた面積の中で使いやすい収納をつくるには、広さだけでなく、家族の持ち物や使う場所に合わせて考えることが大切です。
4人家族の家には、衣類や靴、学用品、季節用品など、どのくらいのモノがあるのでしょうか。今回は、持ち物の量を把握するところから、生活動線に合った収納の配置、モデルハウス見学で確認したいポイントまで、家族に合う収納計画の考え方をご紹介します。

4人家族の持ち物はどのくらい?収納計画はモノの把握から

ある収納に関するアンケートでは、夫婦と子ども2人の4人家族が暮らす戸建てを想定した、平均的な持ち物の量が紹介されています。たたんで収納する衣類は約20ケース、ハンガーに掛ける衣類は長さにして約4.9m、靴は約34足。本・雑誌・書類は約3棚分にもなります。さらにハンドタオル21枚、フェイスタオル27枚、バスタオル12枚、子どものおもちゃ箱は7個というデータもあります。

つまり、私たちが普段あまり意識していないだけで、家の中には驚くほど多くのモノがあるのです。さらに、世帯人数別の調査では、4人以上の世帯では、たたんで収納する衣類が平均24ケース、靴が平均38足という結果も出ています。大人1人当たりでは靴が13〜14足程度、子どもでも4〜5足程度になる計算です。家族4人なら、玄関収納には40足近い靴が入る可能性があるということです。

4人家族の持ち物

しかも、これで全部ではありません。食器、調理用品、食品、洗剤、トイレットペーパー、ティッシュ、防災用品、掃除道具、文房具、学校用品、趣味用品、季節家電・用品、スーツケースなど。家族の暮らしを思い浮かべると、モノは次から次へと出てきます。実際に現在の住まいにあるモノをリストアップしてみたり、今後増えそうなモノを考えてみてください。収納に入りきらずに置いてあるモノや、使い勝手を無視して無理やり押し込んでしまっているモノも意外とありますよね。

収納計画

使う場所と生活動線から考える収納の広さと配置

これらのものをきれいに、使い勝手よく収めるためには、何をどこにどの程度収納すればよいのでしょうか?ポイントは「モノを使う場所の近く」に「必要十分なスペースを確保して」収納すること。例えば、アウトドア用品やガーデニング用品、DIYグッズなどは玄関近くが便利です。使うときにいちいち部屋や別の場所の収納から取り出すのではなく、使うときにさっと取り出し、さっとしまうことができるのが理想です。そうしないと、ちょっと仮置きしておこうと玄関周りに置きっぱなしになるのが見えるようです。ただ、収納スペースもあればいいというわけではありません。広すぎるスペースは無駄になり、かえって整理整頓しづらいものになってしまいます。予定したモノを収納できる適度な余裕と収納方法が大事です。

キッチンには食器や調理器具だけではなく、調味料、食品ストック、飲料水、調理家電などもあります。毎日使うモノと、月に数回しか使わないものでは、収納する場所を変える必要があります。使用頻度に応じて使い勝手を考えて収納場所を決めます。最近流行しているファミリークローゼットも使い方と場所を考えなければ、無用の長物となりかねません。ファミリークローゼットは、洗濯動線を短縮し、洗濯が終わった衣類をいつまでも置きっぱなしにせず、家族みんなで収納と整理整頓ができる素晴らしいアイディアです。しかし、これもファミリークローゼットで完結できるのか、部屋に分けて収納する必要があるのか、それにより収納場所とスペースを考えないといけません。季節の衣類の入れ替えも考えておきましょう。

キッチン,ファミリークローゼット

そして意外と見落としがちなのが「これから増えるもの」です。子どもが小さければおもちゃが増えます。小学生になれば、教科書や学用品、中高生になれば部活動や趣味の道具が増えるかもしれません。夫婦の働き方が変われば、在宅ワーク用品が必要になることもあるでしょう。また、子どもたちが作ったモノや旅行などの思い出の品々など、簡単に捨てられないものも出てきたりします。家づくりでは今あるものをしまうだけでなく、今後どのような暮らし方になり、収納するモノがどのくらい増える可能性があるのかも想像しながら収納スペースを考えなければなりません。そのためにも、さまざまな例を見ることができるモデルハウス見学はとても大事になります。

 子供の成長で「これから増えるもの」

モデルハウス見学で確認したい収納の容量と使い勝手

ただ漫然と「収納スペース広いなー」とか「便利そうだなー」と見学していてはもったいない。玄関なら「この下駄箱で何足入るかな」と確認したり、普段履きを置く場所を想定したり、調湿・換気機能がどうなっているか見てみましょう。下駄箱の湿気・カビ・臭い対策は実は大事なポイントです。

季節の衣類や用品をしまうことを考えれば、衣装ケースをどのくらいどこに、どのようにしまうのか。布団やラグ、季節家電などの大きさや入れ替えるときの取り出しやすさを考えればどこがいいのか。

さまざまなモデルハウスを見て、参考にしてみましょう。モデルハウスでは見せる収納、見せない収納、しっかり保管する収納、使い勝手のいい収納などさまざまなパターンが紹介されています。自分たちの暮らしならどの程度、どこに、どのような形で考えれば効率よく収納計画ができるのか、実際に体験しながら考えてみましょう。小屋裏収納スペースなどはどの程度の荷物なら持って上がれるのか、スキップフロア下収納なら収納スペースの天井高さはどの程度なのか、モデルハウスは実際に体験できるので、自分自身の使い勝手が確認できます。

モデルハウス見学で確認したい収納

住まポでモデルハウスを見学して家族に合う収納を見つけよう

家づくりは限られた面積の中に、自分たち家族にとって快適な暮らしのできる間取りを作らなければなりません。そんな中で収納スペースはなければ困るし、ありすぎても無駄になる難しい問題です。

デザインや設備を見るだけなら、ホームページや住宅雑誌で十分ですが、収納などの使い勝手は体感してみないとわからないことがあります。モデルハウスにはさまざまな収納のアイディアがあります。数多くのモデルハウスを見ることで、自分たち家族にとって最適な収納の仕方やスペース、場所などを取り入れることができます。

多くのモデルハウスを気軽に見学・比較するなら「スマート見学」が一番。モデルハウス見学アプリ「住まポ」を使ってのスマート見学なら、気軽に多くのモデルハウスを見学して話も聞けて、資料請求も簡単です。「住まポ」を使って後悔しない家づくりをはじめてみませんか?

この記事を書いた人

古谷 武道

住宅づくりやリフォームについてお気軽にご相談ください。

古谷 武道 Takemichi Furuya

1961年生まれ。山形大学卒業後、建材会社へ就職。その後、広告会社に勤務し、広告営業及び制作を行う。総合住宅展示場の開発、運営に30年以上にわたり携わり、郡山北総合住宅公園川口ハウジングギャラリーなど多くの総合住宅展示場の開設を手掛け、2021年11月に定年退職を機に株式会社フルビズを設立。代表取締役に就任。
現在は、住宅を建てたい方やリフォームを検討されている方に向けて、長年の経験を活かし、コラム記事やSNSなどを通じた情報発信を行っている。 また、住宅展示場をより来場しやすい環境にするため、「住まポ」サービスの全国展開に誠意邁進している。

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