いろいろなモデルハウスを見学し、たくさん話を聞きながら家づくりを楽しみ、「マイホーム完成!」と喜ぶ瞬間は格別です。しかし、家づくりは完成したら終わりではありません。
新居での暮らしが始まってからも、自分にとって、家族にとって快適な住まいを目指す工夫は続いていきます。暮らしていくうちに、「ここに、こんな設備があればよかったな」「最初は良いと思ったけれど、やっぱり変えたいな」と感じることは少なくありません。
さらに、設備機器や家電製品には必ず寿命があります。そのため、将来的な交換や修理の時期、そして費用についても考えておく必要があります。
この記事では、家を建てて15年が経った私自身の体験談を交えながら、「建てた後に考えておくべきこと」「将来、これくらいの支出が発生する可能性がある」というリアルな話をお伝えします。
これから家を建てる方、すでに住み始めている方が、計画的な貯蓄や家計管理を考える際の参考になれば幸いです。
目次 <Contents>
すべての設備・建材には寿命がある
家を建てたときの状態が、そのまま未来永劫続くわけではありません。年月とともに、劣化や不具合は必ず発生します。
建物そのものについては、施工した住宅会社による保証がありますので、保証期間、保証内容、定期点検の有無などを、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
一方で、家電や住宅設備についても、それぞれ寿命があります。ここからは、私の家で実際に起きた不具合や劣化の例をご紹介します。
エアコン|7年目で故障、買い替えを意識
エアコンは、7年目頃にモーターの故障が発生しました。
幸い保証期間中だったため、メーカー修理で部品交換をしてもらい、費用はかかりませんでしたが、「もし保証が切れていたら買い替え?」と焦ったのを覚えています。
最近のエアコンは省エネ性能が年々向上しているため、10年を目安に買い替えたほうが、修理して使い続けるよりお得という考え方もあるようです。
ちなみに、20畳用エアコンを購入すると、20万〜30万円程度が目安になりそうです。

ガス給湯器|8年目でお湯が出なくなるトラブル
ガス給湯器は、8年目頃にバーナー不調が起こり、お湯が出なくなりました。こちらも東京ガスの対応で無料修理してもらえましたが、その際に、「10年を過ぎたら交換も視野に入れてください」と言われ、将来の出費を意識するようになりました。
給湯器を交換する場合も、20万円前後はかかるイメージです。
風呂場のコーキング|13年目で劣化が目立つ
13年目頃になると、浴室のコーキング部分が劣化し、ポロポロと剥がれてきました。
慌ててホームセンターで防水コーキングを購入し、DIYで応急補修しましたが、いずれは業者に依頼する必要がありそうです。

キッチン水栓|水漏れをきっかけに交換
13年目くらいにパッキン周りから水漏れが始まり、汚れもあることから新しい水栓に交換しました。浄水器付き水栓は種類も価格も様々。業者に頼むと35,000円から60,000円くらいで、さらにこの時は工事が混んでて2か月先とか言われたので、ホームセンターで購入して知り合いの工事業者の方にお願いしてつけてもらったのでやや安く済みました。
外構|天然芝の管理に限界を感じて人工芝へ
庭の一部(約2.2m×10m)には天然芝を植えていましたが、管理が想像以上に大変でした。エアレーションが必要なこと、肥料管理の重要性などを知らず、雑草を抜き、高さを揃えるだけの手入れを続けていましたが、次第に芝が枯れ、まだら模様に。
最終的には人工芝に変更し、芝刈り機や芝バリカンは使わなくなり、物置の奥に眠ることになりました。

ウォシュレット|10年目のサインにドキッとする
ウォシュレットは、10年を過ぎた頃に電源ランプが点滅。調べてみると、故障リスクが高まる時期を知らせるサインだったようです。
我が家は便座タイプなので、便座だけの交換も可能ですが、これを機にタンクレストイレへ交換するかどうか悩み中です。とはいえ、10年ごとにトイレ交換となると、なかなか悩ましいところですね。
家を建てた後に検討すべきこと:外壁・屋根・設備のメンテナンスと費用
今後検討すべきこととして、まず挙げられるのが外壁の清掃やコーキング、屋根塗装のやり直しです。
我が家の外壁は白い窯業系サイディングのため、ベランダの手すり下や窓の下、換気扇まわりなどの汚れがどうしても目立ってきます。コーキングや屋根についても、一般的には10年を過ぎたあたりから塗り直しが必要と言われており、そろそろ本格的に検討する時期に入っています。
また、電気製品の買い替えも避けて通れません。
冷蔵庫や洗濯機といった大型家電は高額なうえ、同時期に寿命を迎える可能性もあるため、「いつ交換のタイミングが来るのか」と、少し戦々恐々としています。
追加設備として今後検討したいのは、宅配ボックスと防犯カメラです。
想像以上に宅配物が多く、不在時に配達票が入っていると、配達員の方に申し訳なく感じてしまいます。宅配ボックスがあれば、その負担も減らせそうです。また、時代背景を考えると、防犯対策としても防犯カメラは犯罪抑止に役立つのではないかと感じています。
自動車には、車検費用やオイル交換などをまとめたメンテナンスプランがありますが、住宅についても、補修や設備交換の費用を含めたメンテナンスプランがあってもいいのではないか、と感じることがあります。

住まポで見つかるその後の家づくり|将来も安心できる住まいの考え方
このように、住まいづくりは家を建てた後にも考えることがたくさんあります。そうした情報は、詳しい人に直接聞くのが一番です。
モデルハウスをいくつか見学しながら、営業担当者や住まいのアドバイザーに、将来のメンテナンスや設備の交換時期について質問してみるのがおすすめです。実際の事例を交えた話が聞けることも多く、住んだ後のイメージがぐっと具体的になります。
モデルハウス見学アプリ「住まポ」を使えば、気軽にモデルハウスを見学し、話を聞くことができます。
「住まポ」で行う「スマート見学」を活用して、複数のモデルハウスで相談してみると、将来を見据えた住まいづくりのヒントが数多く集まるかもしれません。
「住まポ」を使って、建てた後の暮らしまで考えた、賢い家づくりを始めてみませんか。

