2024.9.15

【省エネルギーで快適な住まい】最新エコ家電と電動車が変える未来の家

電気自動車    

住まいのエコについて考えてみる

住まいのエコというと断熱性能などが思い浮かびますが、今回は家電と車で考えてみたいと思います。家を建てる時に必要なのは、家電・家具。さらにそのタイミングで車の入れ替えなどを考える方も多いかもしれません。それらについて考えてみましょう。

これからの車について

車は地方では必需品です。車がなければ通勤、買い物、レジャーなどの日常生活が困難です。2021年のデータによると、1世帯当たりの車保有台数県別1位は福井県の1.7台。栃木県は5位で1.6台となっています。48位は東京都で0.4台となっています。車を保有すると当然維持費もかかります。その中でも、気になるのは燃料代です。燃費が良い車ほど燃料代はかかりません。

例えば、私の乗っている車だと街中だと8km/ℓ。ハイオク179円で月500km走ると、ガソリン代は月11,190円程度。これを燃費の良いハイブリッド車などに変えると20km/ℓ。レギュラーガソリン166円で同じ距離数で計算するとガソリン代は4,150円。月に7,040円もの差になってきます。年間で計算すると84,480円。さらに距離が伸びれば差が大きくなってきます。

そして、家と関連する話題はこの後から始まります。PHEVやEVなど電気で走れる車なら、家に太陽光発電と蓄電器を設置して使えば、実質0円。当然電気で走れる距離は車によって異なりますから、使用する距離が車のバッテリー容量に合っていればという条件がつきますが、通勤や買い物などの燃料費0円で、災害時にガソリン供給が不安でも大丈夫だし、停電時にも車から家に電気を送る事も可能という万能な状態を作り出せることができます。家と車、両方を考える時代なのかもしれません。

電気製品は長く使うのがお得?

あなたの電気製品の買い替えのタイミングはいつですか?製品が壊れてから?新商品がでたら?答えは人それぞれで、予算やいろいろなタイミングの兼ね合いで、という人が多いのではないでしょうか。家庭のエアコンなどの機器は家を建てる時に合わせて設置しますが、そんなに頻繫には買い替えを行ないませんよね。

しかし、家の中の温度調整の要であるエアコンは、消費電力も多く、その機能は年々進化しています。
例えば我が家のメインエアコン20畳用だと家を建てた2010年の商品の消費電力は2,525W、電気代にすると年間78,280円※、2024年の同型の商品だと消費電力1,922W、電気代59,580円※。年間18,700円。10年なら187,000円。新しいエアコンが買えてしまいますね。しかも機能が向上していて、商品が新しいので故障の心配も少なくなります。

一度みなさんも省エネ製品買換ナビゲーションサイトしんきゅうさんで比較してみてはいかがでしょうか?エアコン以外にも冷蔵庫や照明器具などの比較もできます。
先にも述べましたが、入れ替えのタイミングや考え方は人それぞれ。しかし、知っていて選ぶのと、知らずにいるのでは大きく違ってきます。まずは知る事から始めてみませんか?

※省エネ製品買換ナビゲーションサイトしんきゅうさん 算出

エアコン

新築以外の住宅で考える事

最近の新築住宅価格の高騰を考えると、中古住宅を購入してリフォームや、リノベーションを計画する方も増えているのではないでしょうか?

そんな時にまず注意しなければならないのは家の基本性能です。先ほどからの話で、機器の入れ替えでメリットがあるからとそれを優先してしまうと、せっかくのエコ性能が十分に発揮されない可能性もあります。家の基本は断熱性能。壁内や窓などの断熱性能が劣ると、機器の性能も十分に発揮できません。なので、優先順位は断熱性能の確認と、それを向上させる方法の模索、対応、それからの機器入れ替え検討ですね。例えば内窓を取り付けて断熱性能向上を図った場合、YKKAP社の試算によると、窓から出る熱損失が50%から28%に減り、家全体では31%の流出削減につながり、冷暖房費が2割以上節約できるとされています。断熱性能向上のための工事には補助金などが適用される場合がありますから、お住まいの自治体に確認すれば、さらに低コストで断熱性能向上ができるかもしれません。家の見た目も大事ですが、エコで健康にすごせる住まいから考えてみてはいかがでしょうか。

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